Mobility Print 導入注意点
Mobility Print ソフトウエアを使用するには、1台のPCもしくはサーバーPCを用意し、そこにMobility Print サーバソフトウエアをインストールします。クライアントPCにクライアント用のMobility Print ソフトウエアをインストールしただけではプリントできません。クライアントPCからサーバで公開されている共有プリンタ経由で印刷することになります。
すでにPaperCut MF, Plus をお使いの環境でしたら、Ver.21.x以上にアップデートすることにより、Mobility Print 機能が使えるようになります。ここでは、現在、何も入っていない環境に無償版のMobility Print ソフトウエアをインストールする方法をご説明します。
Mobility Print システム要件
<サーバ>
Windows Server 2019 / 2016 / 2012 / 2012 R2 / Windows 11, 10*
<クライアント>
- iOS 11.0+
- macOS X 10.12+ (Sierra) 64-bit
- Windows 10 以上
- Android 4.4+
- Chrome OS with Chrome version 69+
Mobility print 設定方法
Step1: サーバ側事前設定
- サーバーとなるPCをプリンタ及びWiFiルータに接続されているLAN環境に接続します。
- 公開する予定のプリンタドライバをインストールし、サーバPCから印刷できることを確認してください。
- Mobility Print サーバソフトウエアのインストーラを走らせ、インストール完了してください。
- Mobility Print 管理画面で公開したいプリンタを公開に設定してください。
Step2: クライアント側PC設定
- サーバが設置してあるLAN環境にWiFi経由で接続してください。
- Windows PC の場合、Mobility Print クライアントソフトのインストーラを走らせ、インストール完了してください。
- コントロールパネルの「デバイスとプリンタ」からプリンタが登録されていることを確認してください。
- ワード、エクセルなどを開き、ファイルメニューから印刷を選択し、当該プリンタを選んで印刷してください。
注意:サーバ、クライアント、プリンタは同一セグメントに配置してください。セグメントが異なる場合はDNSの設定が必用になる場合があります。