私立K大学様 Google Chromebook からの印刷

K大学では学生の利便性を向上するため、貸し出し用のパソコンを図書館で用意し、学生が使えるようにしていました。当初はWindows PCを採用していたのですが、一台一台の設定管理に非常に手間がかかっていました。2018年の設備更新時に思い切って統合管理画面から簡単にすべての貸出しパソコンに画一的に変更修正をかけられるChromebookをすることとしました。Chromebookは一般的なPCやMacに入っているOSの上でローカルで処理が行われるものと異なり、すべてはクラウドと連携したブラウザで処理されます。表示されるデータはクラウド上にあり、G Suite上で管理されます。認証もG Suite側で認証処理が行われます。そこで困ったのはプリント管理です。当時、Chromebookからの印刷はGoogle Cloud Printからの印刷に限られていたため、プリンタメーカーの認証プリントの仕組みを使うにも、プリントジョブに誰が印刷という情報が送られてこないため、だれが何ページ印刷したかというデータを管理することができませんでした。

 

 

 

 

F大学ではGoogle Cloud Print と連携し、通常の学内PC教室からの印刷と同様に学生のプリントを管理できるPaperCut MF を導入しました。

2020年のシステムメンテナンス時に、PaperCut MFのオプション機能である、Mobility Print をセットアップすることにより、クラウドプリントを使うことなく、既存の学内プリントサーバ経由でもFind Me Printを実現することができました。学生は年初に300ポイントが印刷ポイントとして割り当てられ、そこから印刷するごとに消費ポイントが引かれてきます。このポイントは学内のPC教室の端末から印刷しても、貸出しChromebookや持ち込みPC、iphone、タブレット端末からの印刷もPapercut MFで一元管理することができています。

 

 

 

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