嘉悦大学 情報メディアセンター 様

嘉悦大学 DATAkaetsu01

大学住所:
〒187-8578 東京都小平市花小金井南町2-8-4
学部:
ビジネス創造学部
経営経済学部
短期大学部

大学紹介

武蔵野の面影が残る静かな環境にある嘉悦大学は、110年の歴史をもつ伝統校です。日本初の女子商業学校「私立女子商業学校」がルーツで、ビジネス創造学部と経営経済学部の2学部からなります。
基本理念は「創造的実学」。少人数制で国際化、IT化に対応できる人材を育成しています。
嘉悦大学は情報教育に力を入れていることでも知られていますが、学内のすべての情報を一括管理しているのが情報メディアセンターです。
情報メディアセンター長の遠山緑生氏に、大学の特色やPaperCut導入の経緯などについてお話を伺いました。

-まず、嘉悦大学の特色についてお聞かせください。

遠山「実践重視が嘉悦の特徴です。たとえばヒューマンリソースセンター(HRC)。これは、学生自らが学内のさまざまな業務を請け負うシステムで、業務に携わった学生には賃金が支払われます。学生はHRCの仕事を通じ、机上の学問では得られない実践力を身につけていきます。
学部生や大学院生が授業の支援を行うSA/TAでは、単なるサポートに留まらず、その活動や仕組そのものを学生たちが作り出し運営しています。
嘉悦では学生の自主性を尊重していますが、これは社会に出てから、自ら進んで課題を見つけ解決していく力を養うことに繋がります。」

PaperCut について

-情報環境について教えて頂けますか?

遠山「学生全員がノートPCを所有し、学内全域には無線LANが網羅されています。学内のどこからでも自分のPCから情報を得ることができるので、パソコン室は存在しません。
キャンパスは24時間開放されているので、「いつでも、どこからでも」ネットを活用することができます。
そして、私物端末を活用するBYODを積極的に推進しています。学生は、使い慣れた自分のPCやスマホなどを授業や課外業務で使うことができます。大学お仕着せのデバイスではなく、普段使っているものをきっちりと使いこなしていくとことが重要なんです。使いやすいようカスタマイズしている学生も多く、さらに今後も新しいデバイスの開発が進んでいくことなどから、BYODを進めています。」

-では、PaperCutを導入した目的は?

遠山「マルチOS対応で、どんなメーカーのプリンターも使えるということで、導入しました。以前ほかのシステムを導入したんですが、PCに専用のソフトを入れるとか、いろいろと制約が多かったんです。使い勝手も悪く管理コストのほうが高くなってしまったので、契約を解除しました。
でも課金管理しなくなった途端、一度に大量の印刷をする学生などが出てきて、やはり学生にはある程度の制限が必要だとなりました。また教員に対しても、各自印刷履歴が見えるようにしたかったというのもあります。
それで、いいシステムがないか探しましたが、いいのがあっても高機能過ぎて値段が高い。そういうのは大規模校でないとスケールメリットが出ません。
プリンターは増やしたくないし、今あるプリンターで対応できるものが欲しかった。それでPaperCutを導入することにしたんです。」
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-PaperCutの使い勝手は如何ですか?

遠山「汎用的なところがいいですね。BYODにも柔軟に対応できます。
それとWeb画面で操作できるので、学生のPCにインストールする必要がない。
きちんと管理できるけど、ガチガチになり過ぎないところがいい。ウチくらいの規模の大学にPaperCutはちょうどいいですね。
サーバーをアップデートしていけば保守できるので、そこもいい。VMwareでサーバーを仮想化していますが、それで問題なく動きます。
何かあったらサポートに電話すれば、すぐに答えてくれるので助かっています。1年以上使っていますが問題はありません。アップデートの時も、電話やメールで丁寧に対応して貰ったので、スムースにできました。」
先進的なICT環境整備で注目されている嘉悦大学ですが、汎用性の高いPaperCutは、BYODを進める上でも欠かせないものとなっているようです。
インタビュー、記事:野中恵子(ライター)
(上記記事、敬称略)
嘉悦大学 遠山緑生氏
情報メディアセンター長遠山緑生氏 略歴
慶應義塾大学政策・メディア研究科博士課程単位取得退学。修士(政策・メディア)。慶應義塾大学インフォメーションテクノロジーセンター(ITC)助手、デジタルメディアコンテンツ統合研究機構(DMC)専任講師を経て、2008年嘉悦大学に着任。専任講師・学長補佐を経て、2012年より准教授・情報メディアセンター長・情報基盤会議議長(CIO)。

>>PaperCutの詳細は製品サイトをご覧下さい

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