事例紹介「崇城大学様」

崇城大学 DATA

大学住所:
池田キャンパス 〒860-0082 熊本市西区池田4-22-1
空港キャンパス 〒869-1104 熊本県菊池郡菊陽町大字戸次1569-1

学部:工学部、情報学部、生物生命学部、芸術学部、薬学部
導入:総合情報センター 共用PC演習室、工学部 宇宙航空システム工学科

大学紹介

熊本市内を見下ろす金峰山が近い豊かな自然環境にある崇城大学は旧称を熊本工業大学と言い、大学としては前身の各種学校と短期大学を経て1967年に設立されました。設立当初は工学部のみを有する単科大学でした。2017年現在では工学部、情報学部、生物生命学部、芸術学部、薬学部の5学部10学科と拡大しています。「健康で徳・智を備え科学的思考のできる秀れた人材の育成」を根本的な建学の精神として、国内外で活躍できる人材育成の教育に力を入れています。

総合情報センターでシステム管理を担当されている齋藤先生と田上氏に、大学での教育の特色やPaperCut導入の経緯、導入後のご感想などについてお話を伺いました。

(以下敬称略)

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―まず崇城大学の特色についてお聞かせください。

齋藤「特色としては学生主体の教育を掲げて実践している点です。学生と教員の距離が近く、1人の教員が学生20~30人を受け持って年4回の面談を行うチューター制度を取っています。面談以外にも都度親身に相談に乗りケアしています。また入学時のPCリテラシーにおいて個人差が非常に大きいため、その差を埋めるべく一年次生を対象に年度の前半を使った情報教育には特に力を入れています。「情報処理基礎」という科目を設定し、基本的なオフィスソフトの使用方法やメールのマナー、学内の各ウェブシステムのログオン方法、HTMLファイルの編集方法などを教えています。マクロでプログラムをかける学生もいればマウスやキーボードの操作もままならない学生もいますので、PCスキルのレベルを最低限のレベルにそろえることで学生はスムーズに授業内容を理解し、教員はより実践的な授業を進めることができるようになります。」

 

 PaperCutについて

―学内の情報環境について教えていただけますか。

齋藤「学習環境を一定にそろえるために、入学してきた学生には大学推奨のノートPCを購入するか、所有PCの作業環境を大学推奨基準環境に合わせるように伝えています。購入する学生が3~4割程度、推奨基準環境に合わせたノートPCを自分で準備して持ってくる学生が6~7割です。芸術学部はMac、その他の学部はWindowsを推奨しています。使うソフトが異なっていて統一するのは難しいため、学生個人のパソコン環境の差を考慮しなくても良いように演習室では同一環境のパソコンを使用することにしています。」

 

―PaperCutを導入された目的は何でしょうか。

田上「一般学生が使えるものとして、また学内全体のプリンターを一括管理する上で運用しやすいということでPaperCutを導入しました。本学は池田キャンパスと空港キャンパスの2つのキャンパスがあり、空港キャンパスではパイロットや整備士の養成コースだけを設けているため学生は少数です。しかし空港キャンパスの学生も授業によっては池田キャンパスに来ます。双方に今ある4台のプリンターを使ってまとめて管理ができるというお話でしたので、導入してみようということになりました。また、どのメーカーのプリンターでも対応できるシステムであることも大きいです。将来複数のメーカーのプリンターが混在していてもすべてPaperCutのシステム内に導入できるわけですから、プリンターの選択肢が限定されないという点はありがたいです。

印刷する際に使用者が自由にプリンターを選定できますしね。」

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 ―PaperCutを導入してみていかがでしょうか。

齋藤「PaperCutは現在全学部共通のシステムとして導入し、共用のPC演習室に設置しているプリンターは全学生がPaperCutユーザとして使用できるようにしています。その他、申請に応じて教職員もユーザ登録しています。それぞれの学部が独自に設置しているプリンターの管理については、予算との兼ね合いや学部ごとにプリンターの使い方が異なるので、学部として強い要望があった宇宙航空システム工学科でまず使用してみようということになりました。宇宙航空システム工学科の学生IDが登録されているユーザグループをつくり、グループ内のユーザだけが使用できる形で導入しました。全般的な使い勝手についてですが、管理用のウェブインターフェイスが非常に充実していて使いやすいです。またマニュアルが充実しているので、読めば対応すべきことが分かる点もわかりやすくていいですね。宇宙航空システム工学科の学生はWEBプリントでの出力が主なのですが、持ち込んだPCからのWEBプリントが簡単にできることや、WEBプリントをユーザーが見る画面をある程度カスタマイズできる点も非常にいいと思います。JaveScriptの関数を呼んできて、プリンター名をクリックすると関数を呼び出すという形になっていますよね。サーバー上のHTMLフォルダの中の該当ファイルだけを編集して、それぞれのバーチャルプリンターに呼び出す関数をリンクしておけばいいので便利だと感じています。

今回、Webプリント画面に出てくるプリンターのリストは、編集できるようにカスタマイズしてもらいました。ユーザー用画面に表示される選択可能なプリンタを各キャンパスに応じて切り替えるようにしています。サーバー上に各リリーステーションの設定ファイルを置いて一括してリリーステーションの管理ができるのも便利です。我が校は総合情報センターがある池田キャンパスと空港キャンパスとの距離が離れていますから、リモートでの管理がしやすくなったのはありがたいです。バージョンアップ時もサーバーサイドで実施できるため管理は非常に楽ですよ。学生1人につきポイントを付与して出力枚数の上限を設けていますが、十分なポイントを付与しているので、すぐに使い切ってしまうことはないようです。それから、PaperCutの導入で、プリンター横の端末で学生証をICカードリーダにタッチして印刷ジョブを実行するようになったので、他の学生と印刷が重なっても以前のようにストレスではなくなったのではないでしょうか。」

田上「いずれ薬学部や芸術学部など導入対象を広げていけたらと考えています。将来的に全学部に導入した際には、キャンパスが広く各校舎内にプリンターが点在していますので、プリンターの異常検知等の管理が一括でできるといった点が魅力的だなと今から期待しています。」

世界に通用する最先端の教育と研究環境で産業界からの熱い注目を浴びている崇城大学。PaperCutはその教育方針を支えるツールとして積極的に活用できるシステムになっているようです。

 

情報学部情報学科准教授 齋藤暁氏 略歴

大阪大学基礎工学研究科博士課程修了。博士(理学)。大阪大学、近畿大学、国立情報学研究所でのポスドク、豊橋技術科学大学助教を経て2016年より崇城大学情報学科准教授。現在、総合情報センター主任を併任。

 

総合情報センター技術職員 田上晃氏 略歴

総合情報センター前身の電子計算機センター時代からの技術職員。長年に渡り崇城大学の情報システム全般の管理運営業務を担当してきた。

インタビュー:河野由美子

 

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