ライセンス 体系

ライセンスの基本的な考え方

PaperCut Plus のライセンス価格はPaperCutサーバーに登録されるユーザー数で決まります。

PaperCut MFは初期導入時の規模に応じた基本費用デバイスライセンスが必要になります。リリースステーションなどの追加オプションがある場合はそのライセンスの価格が追加されます。また、各ソフトウエアには、次年度より年間保守費が発生いたします。

1サーバーPCにのみインストール可能なライセンスです。同じライセンスキーで複数台のプライマリサーバをたてることはできません。

年間保守には以下のサービスが含まれております。

    •  メジャーバージョンアップを含む最新版へ保守期間中アップグレードできる権利
    • 保守有効化のファイルのご提供(保守期間を過ぎますと機能は動作しますが、管理画面にアクセスできなくなります。)
  •  メールによる問い合わせ、問題解決。(年間保守にご加入のお客様へは電話対応及び開発元の優先対応プログラムを含んでおります。)(SIベンダー様経由でご購入の場合は、標準で年間保守が含まれております。)

ライセンスの区切りはアカデミックライセンスは500刻み、コマーシャルライセンスは25刻みになっております。たとえば大学で、登録ユーザーが学生、職員を合わせて780人の場合は1000ユーザーライセンスを購入する必要があります。年間保守費もこの人数区切りにより、価格が決まっております。

SIベンダー様が大学へインストールする場合のライセンス及び保守期間の注意点(重要)

PaperCut Plus

(PaperCutアプリケーションサーバ:1台、接続可能プリンタ:無制限、追加プリントサーバ:無制限)

価格は登録されるユーザー数で変わります。単純に印刷だけを管理するだけなら、プリンタの台数は何台でも価格は変わりません。

例)プリンタ10台でも、100台でも価格は変わりません。
クライアントソフトウエアは無制限でインストールすることができます。また、複数のプリントサーバーを立てていただいても、無料でプリントサーバーを追加することができます。プリンタの台数は無制限に接続することが出来ます。

PaperCut MF

(PaperCutアプリケーションサーバ:1台、追加プリントサーバ:無制限、リリースステーション1台、MFP複合機デバイス0台)

PaperCut MFは、ほとんどの機能が基本ライセンスに含まれておりますが、以下の有償オプションがあります。

  • サイトサーバライセンス:(PaperCut Plusのみ)
    多拠点にサイトサーバを追加する時に必要になります。
  • リリースステーションライセンス
    PCリリースステーションを追加する時に必要になります。
  • ICカードリーダソフトウエアライセンス
    Felica、MifareをSONYパソリで読み取る場合に必要になります。
  • cPadライセンス
  • cPadを接続する時に1台ごとに必要になります。
  • ネットワークカードリーダライセンス
    ネットワークカードリーダ1台につき1ライセンス必要になります。
  • デバイスライセンス
    各メーカーの機器に組み込みソフトウエアを入れて使用する場合に必要になります。
    エプソン用、沖データ用、京セラ用、コニカミノルタ用、東芝用、リコー用、富士フイルム用、理想科学用と別れており、同一メーカーに限り、使いまわしが可能です。他メーカーにデバイスライセンスを切り替える場合は乗換ライセンス購入が必要になります。
  • シングルファンクションのプリンタでエンベデッドソフト対応のものに対しては価格の安いSFPライセンスも用意しています。(主にリコー製プリンタ)
  • 使用可能機種はメーカーにより異なりますので、不明の場合はご相談下さい。

PaperCut Hive

Hiveはプリンタ1台ごとの年間サブスクリプション費用で課金されます。利用できるユーザー数は無制限です。例)プリンタ3台を1000名で利用する場合、3台分の年間サブスクリプション費用が適用されます。ユーザーは5000人になっても費用は変わりません。

PaperCut Pocket

PocketはHiveのモバイルリリースと同じ機能となりますが、課金体系が異なります。ユーザー1人ごとの年間サブスクリプション費用で課金されます。利用できるプリンタの台数には制限がありません。例)ユーザー50人で100台のプリンタを利用した場合、50人分のサブスク費用が適用されます。プリンタが10台になっても200台になっても費用は変わりません。最小25Userからの契約になります。

FAQ

Q1: ライセンス保守を初年度しか、購入しておりません。1年経過するとどうなりますか。
A1: 期日が来ると、ダッシュボード及び「PaperCutについて」を除いて、開けなくなります。ただし、データ記録機能は引き続き稼働しておりますので、印刷履歴などは継続して動作しております。保守更新後、記録されたデータを確認することが出来ます。保守期間終了後1か月(30日)で本ライセンス自体が失効してしまいますので、それ以後ご使用になる場合はライセンスの買い直しとなります。ご注意下さい。

Q2: PaperCut Plusを使っています。購入したライセンスユーザー数を超えていました。どうすれば良いでしょうか。
A2: ライセンス超過には40日間の猶予期間が有ります。この期間内に不要なユーザーをAD,LDAPから削除したり、無効にして、ライセンス数に収まるようにしてください。連続して40日を超えると、管理画面のダッシュボード及び「PaperCutについて」を除いて、開けなくなります。追加ユーザーライセンスの購入を検討してください。

一部大規模な大学ユーザーの場合、年度の切り替わり時に一時的に登録ユーザー数が膨れ上がる場合があります。これに対処するため、大規模な大学様には超過時も停止しないライセンスキーを提供しております。個別にお問い合わせください。

Q3: リコー用のデバイスライセンスを購入しているのですが、機器の入れ替えで他社機を入れる予定です。このライセンスは使えますか。
A3: リコーのライセンスはリコーの新機種などへの乗り換えにのみ使えます。他社をつなぐ場合は、他社のライセンスをご購入お願いいたします。メーカー入れ替え時は別途費用が発生します。

Q4: 現在、PaperCut Plusを使っています。複合機のコピー枚数を管理するため、PaperCut MFにアップグレードしたいと思います。この場合、価格はどうなりますか。優遇はありますか。
A4: PaperCut MF本体のライセンスは特別割引価格でご提供します。この場合、今まで使っていたPlusのライセンスは無効になります。

Q5: PaperCut PlusからMFにアップグレードする時、いままでのデータはどうなりますか。
A5: PlusからMFへインストーラを使ってアップグレードする場合は設定や登録されたプリンタ、ユーザーはそのまま自動的に引き継がれます。簡単にアップグレードすることが出来ます。ただし、念のためPlusのデータはバックアップを取っておいてください。

Q6: 現在、学生のプリント用にキヤノンの複合機を使っています。コピー枚数は不要です。PaperCut Plusでプリント枚数の管理はできますか。
A6: 複合機でもプリント機能は単機能プリンタ同様、記録、管理することが出来ます。また、デバイスライセンスは不要です。

Q7: 年間保守費を更新しなければどうなりますか。
A7: 保守期限を超過すると、バックグラウンドで基本機能は動作しているものの、管理画面にアクセスできなくなります。なるべく早く保守更新をお願いします。年間保守費には、メジャーアップデートを含む最新バージョンへアップグレードする権利が付いています。PaperCut社は新プリンタ、新OSへの対応はバージョンアップを前提にしており、現行バージョンでは新プリンタ、新OSへの対応について動作補償できない場合があります。

Q8: 追加で新しくプリンタを購入しました。追加費用は発生しますか。
A8: エンベデッドソフトをインストールしないなら、何台でも無料でプリンタを追加することができます。

Q9: プリントサーバを追加設置しました。追加費用は発生しますか。
A9: 通常のセカンダリサーバソフトウエアをインストールすれば、新しいプリントサーバで共有されているプリンタも追加費用なしで、PaperCut の管理下に置くことができます。ただし、このプリントサーバにサイトサーバソフトウエアを導入する場合はPaperCut Plusの場合はサイトサーバライセンスが必要になります。その場合、追加費用が発生します。

Q10: プリントサーバとサイトサーバの違いがわかりません。

A10: プリントサーバは単純にプリントキューを共有プリンタとして公開しているもので、これらのキューを経由してのジョブ情報を取得するため、PaperCut セカンダリサーバーソフトウエアをインストールします。この場合のセカンダリサーバー用ソフトウエアは追加費用無しでプリントサーバ何台にでもインストールできます。サイトサーバソフトウエアは複合機連携など、通信が切れた場合でもローカルのプリントサーバでも制御できるようにするソフトウエアでPaperCut Plusの場合は有償になります。

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